【名盤紹介】『Pet Sounds』/ The Beach Boys

【名盤紹介】『Pet Sounds』/ The Beach Boys

『Pet Sounds 』/ The Beach Boys
Pet Sounds
アーティスト:The Beach Boys
ジャンル:ポップ・ロック
     サイケデリック・ロック
1966年

【収録曲】

  1. Wouldn’t It Be Nice
  2. You Still Believe In Me
  3. That’s Not Me
  4. Don’t Talk (Put Your Head On My Shoulder)
  5. I’m Waiting For The Day
  6. Let’s Go Away For Awhile
  7. Sloop John B
  8. God Only Knows
  9. I Know There’s An Answer
  10. Here Today
  11. I Just Wasn’t Made For These Times
  12. Pet Sounds
  13. Caroline No

アメリカのロックバンド、ザ・ビーチ・ボーイズが1966年にリリースした11作目のスタジオ・アルバム。

メンバーであるブライアン・ウィルソンの実質的ソロ作品であり、最高傑作。多くの音楽評論家が最良のポップ・アルバムやロックの名盤と評価しています。

ブライアンが腕利きのスタジオミュージシャンたちと共に一人、スタジオでの録音に集中し、ビーチ・ボーイズによる美しいハーモニーに、バズ・オルガンやハープシコード、フルートに加え自転車のベルやテルミン、犬笛と言った変わった道具での音響効果を多重録音により付け加え、作品を創り上げました。そのためブライアン以外のメンバーはほぼボーカルとコーラスのみでの参加となっているのですが、やはりこのコーラスという要素が彼らの最高の強みであり、あまりに美しすぎるその和声は作品の価値を大きく引き上げています。

シンプルに感じられる楽曲でも実際には複雑なコードが使われ、アレンジにさまざまな工夫が施されるようになった本作は、かのビートルズの大名盤「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」に影響を与えたといわれており、60年代の実験的なロックの発展にも大きく貢献しました。

ポール・マッカートニーや、ザ・フーのピート・タウンゼント、エリック・クラプトンなど錚々たる面々に好きなアルバムとして挙げられ、あらゆる媒体の名盤ランキングでも常に最高級の評価を得ている本作。まさしく必聴です。


Wouldn’t It Be Nice

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です