【特集】ザ・ローリング・ストーンズの歴史とアルバム紹介

【特集】ザ・ローリング・ストーンズの歴史とアルバム紹介

ザ・ローリング・ストーンズの歴史とアルバム紹介 – クラシックロック名盤紹介

結成から60年以上、今も現役で走り続ける世界最長寿クラスのロック・バンド、ザ・ローリング・ストーンズ。ブルースを軸にした荒々しいロックンロールで、「世界最高のロックンロール・バンド」と呼ばれてきました。バンドの歩みと、代表的なアルバム12枚を紹介します。

ストーンズの歴史

  • 1962ロンドンでミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ブライアン・ジョーンズらが結成。7月にマーキー・クラブで初ライヴを行います。
  • 1963チャーリー・ワッツ、ビル・ワイマンが加わり、5人体制が固まります。マネージャーはアンドリュー・ルーグ・オールダム。シングル「Come On」でデビュー。
  • 1964–65アメリカ進出。1965年に「(I Can’t Get No) Satisfaction」が世界的な大ヒットとなります。
  • 1966–67ジャガー=リチャーズのオリジナル曲が中心となり、『Aftermath』などで作曲チームとして頭角を現します。
  • 1968–69『Beggars Banquet』で黄金期に突入。1969年6月にブライアン・ジョーンズが脱退し、7月に死去。後任にミック・テイラーが加わります。
  • 1970–72自主レーベル「ローリング・ストーンズ・レコード」を設立。『Sticky Fingers』『Exile On Main St.』と傑作が続きます。
  • 1975ミック・テイラーが脱退し、ロニー・ウッドが加入。以後、ジャガー、リチャーズ、ウッド、ワッツ、ワイマンの体制となります。
  • 1990『Steel Wheels』に続くワールド・ツアーで初来日し、東京ドームで公演を行いました。
  • 1993ビル・ワイマンが脱退。以降は4人を中心に活動を続けます。
  • 20218月、チャーリー・ワッツが死去。スティーヴ・ジョーダンがドラマーを務めるようになります。
  • 2023オリジナル・アルバム『Hackney Diamonds』を発表し、健在ぶりを示しました。

アルバム紹介(代表12作)

60年代:デビューから自立へ
1964

The Rolling Stones

ザ・ローリング・ストーンズ / 1964年4月

ブルースやR&Bのカヴァーを中心にした荒削りなデビュー作。ビートルズとは対照的な、ワイルドな魅力が詰まっています。

おすすめ:Not Fade Away / Route 66 / Tell Me
1966

Aftermath

アフターマス / 1966年4月

全曲がジャガー=リチャーズのオリジナルになった初のアルバム。ブライアン・ジョーンズのシタールやマリンバが彩りを添えます。

おすすめ:Mother’s Little Helper / Lady Jane / Under My Thumb
黄金期(1968–1972)
1968

Beggars Banquet

ベガーズ・バンケット / 1968年12月

サイケ路線から一転、ブルースやカントリーなどルーツ・ミュージックに回帰。ここから黄金期が始まります。

おすすめ:Sympathy For The Devil / Street Fighting Man / No Expectations
1969

Let It Bleed

レット・イット・ブリード / 1969年12月

ブライアン・ジョーンズが参加した最後の作品で、ミック・テイラーが初参加。重く暗い時代の空気をまとった傑作です。

おすすめ:Gimme Shelter / Midnight Rambler / You Can’t Always Get What You Want
1971

Sticky Fingers

スティッキー・フィンガーズ / 1971年4月

自主レーベルから出した第1弾。アンディ・ウォーホルが手がけたジッパー付きジャケットも有名で、ここから「ベロ・マーク」が使われ始めます。

おすすめ:Brown Sugar / Wild Horses / Sway
1972

Exile On Main St.

メイン・ストリートのならず者 / 1972年5月

南フランスの邸宅の地下室などで録音された2枚組。粗くて濃密な音が魅力で、ストーンズ最高傑作と推す声も多い一枚です。

おすすめ:Tumbling Dice / Happy / Shine A Light
70〜80年代:円熟と再燃
1973

Goats Head Soup

山羊の頭のスープ / 1973年8月

ジャマイカなどで制作された作品。バラードとファンクが同居した、少し妖しい雰囲気のアルバムです。

おすすめ:Angie / Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
1978

Some Girls

女たち / 1978年6月

ロニー・ウッド加入後の充実作。パンクやディスコの影響を取り込み、再び勢いを取り戻しました。

おすすめ:Miss You / Beast Of Burden / Shattered
1981

Tattoo You

刺青の男 / 1981年8月

過去のセッションの未発表録音を元に仕上げたアルバム。結果的に「ストーンズらしさ」が凝縮された1枚になりました。

おすすめ:Start Me Up / Waiting On A Friend / Hang Fire
90年代以降:現役であり続ける
1989

Steel Wheels

スティール・ホイールズ / 1989年8月

バンドの再始動を告げた一枚。続くワールド・ツアーで、1990年に初来日(東京ドーム公演)が実現しました。

おすすめ:Mixed Emotions / Rock And A Hard Place
2016

Blue & Lonesome

ブルー&ロンサム / 2016年12月

原点であるブルースのカヴァーのみで構成。わずか数日で録音され、エリック・クラプトンもゲスト参加しています。

おすすめ:Just Your Fool / Commit A Crime
2023

Hackney Diamonds

ハックニー・ダイアモンズ / 2023年10月

オリジナル・アルバムとしては18年ぶり。亡きチャーリー・ワッツのドラムも2曲で聴けます。

おすすめ:Angry / Sweet Sounds Of Heaven

どれから聴く?

こんな人に 最初の1枚
王道のヒット曲を聴きたい Sticky Fingers
黄金期の濃密な空気を味わいたい Exile On Main St. / Let It Bleed
勢いのあるロックンロールが好き Some Girls
ルーツのブルースを聴きたい Blue & Lonesome
最近のストーンズを知りたい Hackney Diamonds

※ 発売日は英国盤のものです。米国盤とは収録曲が異なる場合があります。紹介した12作は代表作の抜粋で、全作品ではありません。

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